清泉女子大学

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創立記念ミサ

5/17(水)に行われた創立記念ミサ。今年も授業は短縮になり、長くなった昼休みに、日々の喧騒から逃れた穏やかな時間が講堂にて流れました。

聖ラファエラ?マリアを名を冠するセンター

清泉女子大学ラファエラ?マリアセンターは、清泉女子大学の母体である聖心侍女修道会創設者の聖ラファエラ?マリアの名前を冠したセンターです。

建学の精神に根付いたボランティア活動とミサやクリスマスイベントなどのカトリックの宗教行事の企画運営を行っています。それぞれに、学生によるボランティアグループ「Seo」、「リタジースタッフ」が主体的に活動しています。

リタジースタッフは、毎月のミサのほかに、クリスマスミサと創立記念ミサは大学の講堂で大規模に行われるミサを教職員と協力して運営します。

今回は5/17(水)に行われた創立記念ミサの様子をレポートします。

いざ会場へ、そして、ミサスタート

講堂内はいつもとは違い、荘厳な雰囲気があります。その場にいるだけで、何となく落ち着く空間。

実は照明も相談をして、調節していただいています。

スクリーンには聖ラファエラ?マリアが。

この創立記念ミサは、聖ラファエラ?マリアを記念したものです。

いつも美しい歌声を響かせてくれる聖歌隊による『みははマリア』から式が始まります。

式次第に沿って、時に声を揃え、指示に沿って心静かに式に臨みます。

司祭によるお話と聖体拝領

本学のチャプレンである、司祭?アルン神父によるお話。今回もユーモアあふれるお話をお聞きする事が出来ました。

今回の話で紹介があったのがメキシコの画家「ディエゴ?リベラ」です。

彼の「花売りの少女」という作品は、一見すると籠をもって花を売る何の変哲もない花売りを描いた作品ですが、よく見ると誰かが彼女を支えている事が分かります。

神父はこの絵から「誰に対しても優しく、支えあう事の大切さ」について説かれました。

特に私は「看護師になるよりも大切なことは優しくなることである」という言葉が印象に残っています。

学生メンバーからのコメント

大きなミサで侍者※を担当することは、今回が初めてでした。そのため、本番前に職員さんたちと一緒に手順を確認し、侍者としての志を掴むよう努めました。ミサの開始直前になり、いざ講堂の扉の近くに立つと、やはり緊張感が増しました。

しかし、神父様が話しかけてくださったおかげで、心が穏やかになり、落ち着きながら侍者を務めることができました。神父様や職員さんには感謝してもしきれません。

また、今回の創立記念ミサが初めてのミサになるという方が多くいらっしゃったことも、嬉しかったことの1つです。ミサは、カトリックにおいて最も重要な儀式です。今回のミサが、参加者のみなさんにとって、カトリックの文化や精神に触れるきっかけとなれば幸いです。

ミサは、お昼休みや放課後など、日々の生活の中でも開催しています。

ミサに興味を抱いた方は、ぜひ、お気軽にご参加ください!

※侍者(じしゃ)???ミサのときに司祭を手伝い、進行の補佐をする者

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ラファエラ?マリアセンター

清泉女子大学の母体である聖心侍女修道会創設者の聖ラファエラ?マリアの名前を冠したセンターです。