在学生?卒業生の声


清泉女子大学の学び、それがどのような価値を生み出すのか、実際にインタビューしました。

スペイン語スペイン文学科_在学生?卒業生の声01



在学生インタビュー

* インタビュー内容?学年は取材当時のものです。
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ネイティヴの先生方から専門的な講義を受け、語学の向上と文化の理解を深められました
鶴田 蘭さん(私立 普連土学園高等学校 出身)
seibun_私の4年間

ネイティヴの先生方から専門的な講義を受け、
語学の向上と文化の理解を深められました


鶴田 蘭さん
スペイン語スペイン文学科 4年(2022年度)
私立 普連土学園高等学校 出身
中学時代から留学への思いが強く、さまざまな言語の中からスペイン語に惹かれました。高校時代に1年間のメキシコ留学を経験し、スペイン語とスペイン語圏の文化について理解を深めたいと考え、本学科へ。ネイティヴの先生が多く在籍し、先生方の専門分野に特化した講義を受けられるほか、少人数だからこそ質問に丁寧に答えてくださること、スペイン語会話特別クラス?Hablemos!もあり、学習のサポート体制が整っていることが魅力です。元々スペイン語の知識はありましたが、文法の構造を理解せずに会話から覚えたので、改めて文法を学習。同じスペイン語圏でも、スペインとラテンアメリカでは単語や活用の仕方が違うので、より正確さを高められました。さらに?Hablemos!で、スピーキング力が飛躍的に伸びました。講義やサークルを通してバックグラウンドが全く違う人と出会う機会が増え、狭かった視野を広げることもできたと感じています。
高校生へのメッセージ
清泉女子大学は、少人数であるからこそ、学生同士での仲がとても良く、先生との距離も他の大学よりも近いと思います。そのため、講義を受けながら、自分が興味を持ったことに関して、先生方にも質問をしやすく、より専門的な内容を研究していくことができます。スペイン語スペイン文学科に関しては、ネイティヴの先生方が多いこともあり、スペイン語圏の国々の生活や文化についてより詳しく学ぶことができます。
情熱に応えてくれる ここには、自分を高められる環境がある
小林 里奈さん(私立 日本橋女学館高等学校 出身 現?開智日本橋学園高等学校)
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情熱に応えてくれる
ここには、自分を高められる環境がある


小林 里奈さん
スペイン語スペイン文学科 4年(2021年度)
私立 日本橋女学館高等学校 出身(現?開智日本橋学園高等学校)
中学の頃、さまざまな国の方と交流する機会があり、英語以外の言語に興味を持ち、また、サルサダンスをコロンビア出身の先生に習っていたことから、本学科でスペイン語を学ぶことを選びました。1年次に「ラテンアメリカ史」を履修し、伝統的な音楽や踊り、またスペインによる新大陸征服など幅広く学びながら多様な視点を育み、2年次にはスペインでの語学研修プログラムに参加しました。日本語が通じない環境で、スペイン語を駆使して、授業や日常生活を送れたことは、大きな自信になっています。3年次にも留学を考えていましたが、コロナ禍で断念。しかし、スペイン語で研究発表をする演習やモヤノ先生の指導によって語学力を高めました。スピーチコンテストへの挑戦や、言語を研究した日々の結果、将来が開けたのも、清泉での4年間のおかげです。少人数の学科だからこそ先生方との距離が近く、自分の情熱を伝えれば、必ず先生方は応えてくれます。清泉には自分を高められる環境があります。
高校生へのメッセージ
清泉女子大学では、自分を高めることのできる環境が整っており、すごく充実した日々を過ごすことができると思います。もし受験大学の候補に選んでいただけたら嬉しく思います。
初めて習うスペイン語でも 自分の意見を言えるまでに成長 やればできると自信がつきました
瀬川 理彩子さん(私立 仙台育英学園高等学校 出身)
西文瀬川さん2022

初めて習うスペイン語でも
自分の意見を言えるまでに成長
やればできると自信がつきました


瀬川 理彩子さん
スペイン語スペイン文学科 4年(2020年度)
私立 仙台育英学園高等学校 出身
この学科を選んだのは、高校の時に訪れたキューバでスペイン語に触れ、スペイン語という言語や文化に強い関心を持ったからです。1年次はスペイン語の基礎を学びます。少人数のため毎回ネイティヴの先生と会話する機会があり、習ったスペイン語を実践で使うこともできます。2年次の「文法」の授業は難易度が高く、習得まで時間がかかりましたが、その分しっかりと定着したことを実感しました。勉強以外では、スペイン語スペイン文学会に所属して、高校生向けの学科イベントを企画?運営したり、新入生に学校生活のアドバイスをするなど、忙しい日々を送っていました。さまざまな人々と交流する機会を積極的に持ったことで、コミュニケーション能力も向上。友人たちとの出会いのなかで、自分の考え方や行動も刺激を受けたと感じています。就職はスペイン語圏とも取引のある物流企業に決まりました。学んだスペイン語を活かすために、今後も語学の勉強を続けていきたいと思っています。
高校生へのメッセージ
中学や高校と違って自分の専門分野を探しながら志望校を決めるのはなかなか大変なことだと思います。わたしも本当にスペイン語専攻でいいのだろうか、清泉でいいのだろうかと悩んだこともありましたが、あの時の決断は間違えていなかった思えるほど、この大学で充実した4年間を送ることができました。ぜひ自分が学びたいことが学べる環境を一番に考えてみてほしいと思います。
スペイン語の学びを通して 豊かな心が育まれ、世界が広がりました
小林 史佳さん(私立 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校 出身)
西文_在学生?卒業生の声02

スペイン語の学びを通して
豊かな心が育まれ、
世界が広がりました


小林 史佳さん
スペイン語スペイン文学科 4年(2019年度)
私立 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校 出身
大学では、英語、中国語に次いで母語話者が多いスペイン語を少人数で学びたいと思い、本学科を選びました。英語も学べるため、2つの言語を習得することができれば、世界中の人々と話せると思ったことも大きな理由です。ほどんどが初心者の1年次ではスペイン語の基礎から学びます。先生方はしっかりと定着するよう、学生の反応を見ながら丁寧に授業を進めてくださいます。「スペイン語圏文化概論」では、同じ言語を話していても国や地域によって文化が異なることを学び、現地で実際に見てみたいと思いました。2年次に学科主催の研修旅行に参加し、スペインで文学や歴史を学ぶ機会を得ました。ゼロからスタートしたスペイン語で会話できた時の喜びは学びの原動力につながり、帰国後は国際交流会に参加し会話力を磨いています。4年間でしっかりとしたスペイン語を身につけることができたのは、先生方の指導と、共に学ぶ仲間の存在があったから。スペイン語を通して、世界が広がりました。
高校生へのメッセージ
受験勉強は日々の積み重ねです。辛いことの方が多いと思いますが、努力した分結果は付いてきます。自分が何を勉強したいのか、考えながら悔いのない大学選択が出来るよう祈っています。
基礎から学んだスペイン語 4年間で各国の人と会話できるレベルまで上達しました
髙橋 愛蓮さん(私立 新島学園高等学校 出身)
西文_在学生?卒業生の声03

基礎から学んだスペイン語
4年間で各国の人と会話できる
レベルまで上達しました


髙橋 愛蓮さん
スペイン語スペイン文学科 4年(2018年度)
私立 新島学園高等学校 出身
高校生の頃、抑揚のあるスペイン語のリズムにひかれ、スペイン語に興味を持ちました。また、本学科を卒業した母の友人が、スペイン語を使いながら充実した人生を送っていると聞いたこと、オープンキャンパスに来た時に受けた雰囲気の良さに感動したことも本学科を志望した理由です。ネイティヴの先生に習うスペイン語の授業では、アルファベットから始めて、文法、会話など基礎的なことを徹底的に教わります。課題も多く大変でしたが、2年次になるとスペイン語だけで行われる授業の内容をほぼ理解できるようになりました。3年次に半年間、協定校へ留学をした時には、英語以外の言語で外国の人とコミュニケーションを取れる喜びを実感しました。就職先では外国の方と話す機会も多くなるため、4年間で身につけた語学力を生かして積極的なコミュニケーション、円滑な人間関係を築いていきたいと思っています。
高校生へのメッセージ
大学に入るには何より勉強が大切ですが、目標がぶれないように気持ちを高めることも大切です。私は何度も大学へ足を運び、パンフレットを読み込み、スペイン語を聞いて、息抜きをしながらモチベーションをあげていました。大学に入ったら何がしたいか、何を勉強したいか、目標を持って頑張ってください。

卒業生インタビュー

* インタビュー内容は取材当時のものです。
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グローバルな環境が特色の清泉。その学びが社会へ出ても活きています
[日本オーチス?エレベータ株式会社] 鶴岡 麻由さん
seibun_卒業生2024

グローバルな環境が特色の清泉。
その学びが社会へ出ても活きています


[日本オーチス?エレベータ株式会社]
東日本支社 新設営業部
鶴岡 麻由さん
2015年度 スペイン語スペイン文学科 卒業
私立 和洋国府台女子高等学校 出身
(2022年インタビュー)
新築ビルやマンションなど、新規に設置するエレベーターの営業をしています。外資系企業である弊社では、フランス人の社長をはじめ、外国人社員も在籍。海外オーチスの社員が来日した際など、社内で英語を使う場面は多々あります。清泉にはネイティヴの先生方が多く、また留学生との交流も盛んです。
私自身も留学経験を通してグローバルな環境には慣れているので、外国人とのコミュニケーションには困りません。また、仕事で出会う建築に関わるお客様は海外の建造物にも詳しく、本物志向の方が多くいらっしゃいますので、スペイン語スペイン文学科で学んだスペイン建築様式の知識や、スペインの話題で盛り上がることがあり、ここでも清泉での学びが活かされています。
高校時代にも1年間留学し、英語でのコミュニケーションが取れるようになりました。もっと世界の多くの人と話せたらと、大学ではスペイン語スペイン文学科へ。3年次には、スペインのサンティアゴ?デ?コンポステーラ大学に留学。入学から2年間しっかり勉強してから渡西したのと、英語のベースがあったからか上達は早かったと思います。入社当時は、国際色の強い部署への思いが強かったのですが、いろいろな場面で評価され後輩が増えるにつれ、現在は営業の管理職を目指すようになりました。業務で培った商品知識やお客様の声を今後の商品づくりに活かし、清泉で磨いた語学力でより良い会社にするための提案を自分の言葉で伝えられる管理職になることが目標です。
システムエンジニアとしての日々 清泉での学びは、今の私の支え 育まれた、“自分の夢を叶える力”
[みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社] 瀬野 茉由さん
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システムエンジニアとしての日々。
清泉での学びは、今の私の支え
育まれた、“ 自分の夢を叶える力”


[みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社]
IT開発本部 第1事業部第3部(取材当時)
瀬野 茉由さん
2016年度 スペイン語スペイン文学科 卒業
私立 富士見高等学校 出身
(2021年インタビュー)
システムエンジニアとして、みずほ銀行の勘定系システムの中で、預金や為替、決算など多種多様な帳票類の開発?保守を行っています。これまでに新システム構築や更新案件などに携わり、1人で案件を任せてもらえることは大きなやりがいになっています。海外企業のシステム提案を手がけた際は、英語で要件のヒアリングから提案のプレゼンテーションまでを実施。さらにスペイン語を通じて企業のCEOと打ち解けることができた時は、スペイン語スペイン文学科で学んだことが大きく生かされた瞬間でした。振り返ると、就職活動の際は、システムエンジニアになれるのか不安もありましたが、先生や就職課の方々から「大丈夫!」と勇気をもらえたことで、一歩踏み出すことができ、今の私があります。高校生の頃は、英語とともにスペイン語を習得することでより世界が広がると考え、スペイン語スペイン文学科に進みました。ロンドンやスペインへの留学経験、大学内でともに学ぶ留学生たちとの交流によって多様性を肌で感じられたことは成長のきっかけになったと感じています。そして“自分の人生を力強く歩んでいる”周囲の清泉生たちの姿に強く影響を受けたことで、私らしい人生を歩みたいと思うように。自分の可能性を試したいと行動したことで、天職に出逢うことができたのだと思います。今後は仕事と家庭を両立しながら、幅広く業務経験を積み、より語学力を発揮できるアジア圏の統括業務に携わることが今の夢です。

卒業後もつづく、清泉の学びとつながり
[株式会社パソナ] 田中 あずみさん
卒業生西文_田中さん2022

卒業後もつづく、
清泉の学びとつながり


[株式会社パソナ]
キャリアデベロップメント室 専門職社員チーム
田中 あずみさん
2014年度 スペイン語スペイン文学科 卒業
私立 佼成学園女子高等学校 出身
(2020年インタビュー)
大学では専門のスペイン語を学ぶだけでなく、英語サークルに所属し、複数の女子大学の学生たちと協力して合同ディスカッション大会を開催しました。この経験によって新しいものを創り上げる喜びを実感し、卒業後はシステムエンジニアに。充実の日々でしたが、学生時代から興味のあった貿易の仕事に挑戦したいと考え、転職を決めました。現在は、(株)パソナの専門職社員チームに所属し、派遣先の商社で貿易事務に携わっています。スペインからオリーブオイルを輸入する際のやり取りでは、スペイン語を活用。英語だけでなくスペイン語を使うことで、現地の方と円滑にコミュニケーションがとれ、スペイン語スペイン文学科での学びに感謝しています。
転職を考えていた頃、大学を訪問。先生方との会話や言葉が自分の進むべき道を考える貴重な機会になり、語学力を活かせる今の仕事につながっています。
スペイン語で日本と海外をつなぐ
[株式会社イベロ?ジャパン ツアーオペレーター] 土屋 美由さん
西文_在学生?卒業生の声06

スペイン語で
日本と海外をつなぐ


[株式会社イベロ?ジャパン]
ツアーオペレーター
土屋 美由さん
2015年度 スペイン語スペイン文学科 卒業
埼玉県立 進修館高等学校 出身
(2018年インタビュー)
私はツアーオペレーターとして、スペイン語圏から日本に観光にいらっしゃるお客さまのために、ホテルやバス、レストランの手配などを行っています。遠い外国からのお客さまが、人生で1度かもしれない日本旅行を「楽しかった」と思ってくださることに喜びとやりがいを感じています。就職活動で強くこだわったのは、スペイン語を生かせる仕事であること。実はこの会社の求人を教えてくださったのは、ゼミナールの恩師、齋藤先生。清泉の先生方は、学生一人ひとりの個性や性格までも把握していらっしゃって、いつも的確なアドバイスをくださいました。
もともとスペイン語に興味をもったのは、高校時代に交換留学でメキシコに行ったのがきっかけです。でも、スペイン語がますます好きになったのは、大学2年次のスペイン研修旅行のおかげだと思います。3週間のサマースクールに参加したとき、これまで学んだスペイン語が伝わる喜びを実感し、それが自信につながりました。さらに、清泉の4年間ではスペイン語だけでなく、心理学やフランス語、栄養学など、興味を持った授業は学科の枠を越えて学んでいました。何でも挑戦してみる積極性と、新しいことを知る楽しさは、社会に出てからもとても役に立っています。